見方・考え方を学ぼう!
人生をより良く生きていく上で、子どもの頃から何を学んでおくことが大切なのでしょうか。新しい知識を学び、学んだ成果として試験の点数が取れるようになることももちろん大切だと思います。
しかし、多感な時期にそれだけのために膨大な時間を費やすことは、私には勿体ないことのように思えてしかたありません。
物事を考える前提としての知識は確かに必要です。しかし、昨今のインターネット社会において、知識のような調べればすぐにわかることの価値は低下する一方です。これからの時代を生きる子どもたちにとって、知識以上に大事なこと、それは物事に対する見方・考え方を学ぶことだと思います。
どう考えていくのか、その考え方のプロセスを学習しておくことは、子どもたちが未知の出来事に遭遇したときに必ず力を発揮します。
ひとつの考え方を学ぶことで、その考え方を活用し、幾通りもの行動に結びつけることができるようになります。
行動を教えるだけでは、その行動だけしかできませんが、考え方を教えることで幾通りもの行動を学ぶことにも繋がるのです。
UFOキャッチャーと試験は同じ考え方でトル!?
今回は、考え方を学習する上で幾通りもの行動を学ぶことに繋がる良い例をご紹介します。
考え方という面においては、私にとって以下2つは同じです。
- UFOキャッチャーでぬいぐるみを「とること」
- 試験で点数を「とること」
一見全く関係のないようなことではありますが、これら二つの行動には共通の考え方を活用できます。
その共通する考え方とは、
『とりやすいものからとる』
ということです。
通常、試験で点数を取りにいく場合に、まず出題された問題すべてをざっと眺めて自分のできそうなものから手をつけていきます。
定期テスト、入試でも、資格試験でも当たり前のように使う考え方です。
この考え方はUFOキャッチャーでぬいぐるみをとるときも同じで、まず全体を眺めて、どれが取りやすそうかを見極めることからはじめます。
とることが目的ですから、とりやすいものから狙っていく・・・と考えます。
ここで、下記に実例をご紹介いたします。
私は下記のUFOキャッチャーにて200円(2回)で4つの景品を取りました。
その中の1回目分を掲載します。
あなたならこのぬいぐるみ群の中のどれを取りますか?
当然ですが、やみくもに取ろうとしても取れません。
上記のぬいぐるみ群の中から、
- 自分にとってとりやすいものはどれか?
- どれが自分の実力で取れそうなのか?
を考えることが必要です。
複雑に絡み合った状況下で、いかに簡単なものを見つけることができるか…もちろんこれは簡単だ、と判断するまでにはそれなりの経験数も必要であり、また成功体験や失敗体験から法則性を見つけることが重要となってきます。
ちなみに、上記の写真ではあきらかにねらい目のぬいぐるみがあります。
私には、ひとつだけ浮き出て見えます…。笑。
ということで、1回で取れました。
ここでは、
- 試験で点数を取るときに、どのように考えてとるのか
- UFOキャッチャーでぬいぐるみをとるときに、どのように考えてとるのか
という部分において、「とりやすいものからとる」という同じ考え方を使っています。
これはあくまでも一例にすぎません。
上記のようにひとつの考え方を学ぶことで、幾通りもの行動において活用し、成果を残すことができるようになるのです。
また、多様な考え方を持つことよって、これから遭遇する数々の未知の問題にも対応できる人材へと成長していくはずです。
まとめ
LFLの家庭教師では、テストの点数の向上は当たり前のこととして考え、子どもたちの今後の人生に役立つ考え方の育成も含めて、積極的に指導していきたい、と考えています。
そうすればあらゆる問題に対応できる人へと成長していくでしょう。もちろん学校のテストや入試でも高得点と取れるお子さんに育つでしょう。
特に理系的思考をお子さまに身につけさせたい、とお考えの保護者さまからのご相談をお待ちしています。
きっとお役に立てることと思います。